映画『ヒロアカ ユアネクスト』アメリカ公開は、初登場8位
アメリカで公開した『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』は、10月11日~13日の3日間で、300万ドル(日本円にして約4.5億円)の興行収入となった。上映初日となる11日はデイリーランキング6位の136万ドル(2.03億円)を記録。
週末ランキングでは、8位を記録。1位は「ティファニー3」、2位「野生の島のロズ」、3位「ジョーカー2」4位「ビートルジュース2」だった。
公開規模が前作『ワールドヒーローズミッション』の1,585館から、1,845館に拡大している。しかし興行収入は前作の半分程度に収まっている。
※
前作は公開から3日時点で、625万ドルの興収だった。
興収が振るわなかったのはマーケティングのせい?
この興収について、マーケティング不足を唱えるものがいる。本作はアメリカの配給がFUNimation Entertainmentから東宝インターナショナルに変更されている。「僕のヒーローアカデミア」のTVアニメシリーズはFUNimationが、北米でのストリーミングと放映、商品などのライセンスを持っており、映画も前作まではFUNimationが配給していた。
東宝インターナショナルは、2023年7月20日に設立された新会社TOHO Global株式会社の子会社。主な役割としては、東宝が所有するIPを海外でビジネス拡張を目的としている。2023年にTOHO Globalの子会社になってからは「ゴジラ-1.0」と「ユアネクスト」のみの配給。前作の公開規模と興収を見比べれば、マーケティング不足を唱えるのも無理もないだろう。
ヨーロッパ、中東、アフリカでは、クランチロールとソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが配給を行う。
劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』は日本国内で、観客動員数244万人の興行収入35億円。これは『僕のヒーローアカデミア』の劇場版シリーズの歴代最高ヒット作となっている。
マーケティング不足はどの程度の影響があるんだろうか?
コメントを残す